髙橋です。
1981年製の190kWコンプレッサー、1980年製の90kWコンプレッサーの廃棄処分に伴い、オイルを約400L排出しました。
190kWコンプレッサーは2段圧縮の効率の良い名機で、お客様の定期的な整備計画により最近までベースロード機(100%ロード機)として稼働していました。
終盤は老朽化による高圧モーター絶縁低下などのトラブルもありましたが、長期間大切にご使用頂きありがとうございました。
容量制御運転の省エネ効果は年々進歩していますが、100%ロード運転の圧縮空気1m3当たりの電気代単価は殆ど進歩していません。
生産終了から40年経っても部品を供給するメーカーもあれば、15年程度で部品供給が終了するメーカーもあります。
数年に一度のモデルチェンジで名機が生まれる事もあれば、故障が多い残念なコンプレッサーとなる事もあります。
ベースロード機は特に部品供給が終了するまで整備された方がトータルコストが安価になります。
コンプレッサーを長期間使用するためには、最初の機器選定が一番重要な要素と思われます。