髙橋です。
今回は、油分の混ざった圧縮空気から発生するドレン処理について紹介します。
あまり認知されておりませんが、水質汚濁防止法により油分の混ざった未処理のドレン放流は禁止されています。
排出ドレンを産業廃棄物として処理することも可能ですが、そこそこ処理費用が掛かってしまいます。
そこで活躍するのが、ドレン処理装置です。
コンプレッサーやエアドライヤー、ラインフィルターなどから排出されたドレンをドレン処理装置を経由し、排出する事で、油分濃度を下げる事ができます。
放流できる油分濃度は基準値として、5mg/L以下とされています。
写真は、小型のドレン処理機ピコドレン(2台)です。
ドレン処理の装置は、大小さまざまあります。処理したいドレン量によって選定が必要になります。
また、ドレン処理のため吸着剤が入っており、吸着剤は定期的に交換が必要となります。
交換を怠りますとドレン処理が正常に行われず、放流される油分が濃くなってしまいますので注意が必要です。
ドレン処理にお困りの方は、是非ご検討ください。