高橋君の作業日報

スクロールコンプレッサーの出入調整の紹介

  • 2023.1.31

髙橋です。

スクロールコンプレッサーのオーバーホール整備で必ず実施する出入調整の紹介をします。

スクロールコンプレッサーの本体を組み立てる過程で、調整が必要となります。

スクロールの旋回側と固定側の隙間を既定の隙間となるように調整する作業となります。

この隙間が狭すぎると内部損傷のリスクが高まり、広すぎると圧縮能力が低下してしまいます。

治具を使用し調整中

スクロールコンプレッサーは圧縮部に潤滑材(オイル)を一切使用していません。

その為、精度がとても大切になっています。

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