髙橋です。
今回紹介する圧力スイッチは、圧力調整用の圧力スイッチではなく、運転検知兼保護装置に使用されている圧力スイッチについてです。
こちらの圧力スイッチは油冷式スクリューコンプレッサーに装備されたものになります。
あまり存在を認識されていないかも分かりませんが、案外重要な役割を果たしています。
運転スイッチをONし起動がかかる際に電気的に関わっている部品になります。
動作としては常時閉となっており、セパレータタンク内部の圧力が何かしらの異常で上昇すると接点が開く圧力スイッチですが、無圧の状態であっても、この接点が不具合により開いた状態になっていると、コンプレッサーが運転・起動しなくなります。
熱を受けやすい場所になるので、長期間交換せずにいると、ある日突然故障する事もあります。
頻繁に交換する必要はないと思いますが、点検時外装のひび割れ等あるようであれば交換しても良い部品です。