髙橋です。
今回は、油冷式スクリューコンプレッサーのオイル劣化について紹介いたします。
油冷式スクリューコンプレッサーは、充填されたオイルで圧縮部を冷却しています。
吸い込む大気とオイルが混ざり油膜による圧縮面のシールと冷却、潤滑の為に重要な役割を果たしています。
長期間定期メンテナンスを実施していなかったり、高温下で稼働が続いたりした場合、特にオイルの劣化が顕著になります。
熱による劣化・酸化が進むと、スラッジが発生します。
このような異物が内部に発生した場合、軽度であれば、潤滑油での複数回にわたるフラッシング。
重度であれば、オーバーホールや薬液での洗浄、最悪の場合コンプレッサーの入替が必要となります。

写真は、油分分離のセパレータエレメントを取り外した状態です。
1年中、吐出温度が100℃を超えており、訪問時はオイルがほとんど無い状態でした。
こちらは、スラッジが発生していますが、ドロドロになるまでは進行しておりませんでした。
オイルの劣化は機械の命取りとなります。
定期的なメンテナンスの実施計画はもちろんですが、暑すぎる環境での御使用には充分ご注意下さい。
