高橋君の作業日報

開放型モーター焼損

  • 2021.2.26

髙橋です。

以前に紹介したモーターとは異なる、古い型のモーター焼損を紹介します。

開放型は内部が見える状態で冷却され易い構造となっていて、軸受けの寿命が比較的長くなりますが、湿気や異物の影響を受けやすいデメリットもあります。

今回は運転中欠相し単相運転になってしまい火が出る事故が発生しました。電線端子固定ビスの緩みが原因となり欠相したと考えられます。

ビスは締め付け不良はもちろん、運転時の振動で緩むこともあります。締め付け過ぎによる端子台やビスの破損も緩む原因です。

開放型だけでなく、長期間にわたりメンテナンスを実施していない方は充分ご注意ください。

この機会に点検や整備を考えてみてはいかがでしょうか。

外側が黒く焦げている状態
内部状態(コイル焼損)

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