髙橋です。
今回は過去にあった事例から紹介です。
工場内で圧力低下が発生した事例があり調査をしました。
結論から言うと、圧力低下した場所にレデュースボアのボール弁が設けられていました。
パイプがいくら太かったとしてもバルブ内で流量が低下してしまう現象が発生してしまいます。
特別な理由がない限りは、フルボア型ボール弁を使用する事が望ましいです。
写真は15A(1/2B)のボール弁を比較した物です。(左:レデュースボア型 / 右:フルボア型)
全く違う事が分かります。
ボール弁にもフルボア型やスタンダードボア型、レデュースボア型と複数種類があり、フルボア型がパイプ内径と同等になります。スタンダードボア型はパイプ内径より1サイズ小径で、レデュースボア型はそれ以上小径の物を指します。
皆様の工場では、どのような配管材料が使用されていますか?