髙橋です。
コンプレッサーと必ずセットで考えて頂きたい空気タンクの紹介です。
空気タンクはコンプレッサーで圧縮した空気を溜める役割を担っています。
よく目にするのは、コンプレッサーから圧縮空気を必要とする機械機器までのエアラインに
タンクが無く、コンプレッサーが起動と停止を繰り返して制御部品が早期に故障したという場面です。
タンクマウントのレシプロコンプレッサーの場合は、タンクが付いているので問題ありませんが
パッケージのレシプロコンプレッサーはタンクが小さい為、充分な容量の別置きタンクが必要です。
スクリュータイプやスクロールタイプのコンプレッサーは、タンクを持っていませんので別置きタンク
の設置が必要です。
推奨はコンプレッサーの吐出空気量の20%以上であり
各メーカーのタンクマウントレシプロコンプレッサーのタンクも必ず20%以上の設計となっています。
設備を選定される業者様がタンクを入れ忘れることはよくあります。
又、容量が足りていないこともよくあります。
皆さまのコンプレッサー設備には充分な容量のタンクは付いていますか?