髙橋です。

今回は給油式レシプロコンプレッサーのオイル切れによる故障を紹介します。

オイルは金属同士の接触摩擦を緩和したり冷却する役割を持ちます。

オイルが切れた状態で運転すると潤滑不良を引き起こし、金属同士が接触する部分で焼き付いてしまいます。

ピストンとシリンダーが焼き付いてしまい動力を加えても回らなくなり、過負荷で故障停止してしまいます。

前々回の「明治機械製作所製給油式レシプロコンプレッサーの紹介」でもオイルセンサーを紹介しましたが、

オイルを切らした状態での運転を防止する装備品もあります。

新品でコンプレッサーを購入の際に取付るのが安価で最善の選択ですが、後付けも可能です。

普段オイル量を確認できていない方や不安な方は是非ご検討ください。